広報オンライン(アーカイブ)
August 04, 2016
「ゆかり本」
▼『昭和の郊外 東京・戦前編』(2016年5月31日、編者三浦展、柏書房)が利用開始となりました。▼同書p.545~p.546の渋谷区の記載に以下のとおりあります。
▼「明治36年(1903)に出された「牛乳搾取業者取締」という法律により、施設整備が必要となり、搾乳業者は都市近郊に牧場を移転した。そのため、この時期まだ田園地帯の多かった渋谷には多くの牧場が作られた。明治41年の『豊多摩郡誌概略』によると、当時渋谷地域には61箇所の牧場があり、特に現在の初台・西原・恵比寿・広尾方面に集中していた。」
▼以前、裏門(通用門)の附近に、牛が飼われていたとの話を聞いたことがあります。もしかしたら牧場があったのかもしれません。