広報オンライン(アーカイブ)
December 09, 2016
「久邇宮御殿文庫」
▼大正13(1924)年竣工久邇宮御常御殿階下の襖絵を、横山大観、下村観山及び木村武山の三画伯が描き、大正15(1926)年3月10日に納入されたことが記録に残っています(下村観山の襖絵は完成していません)。▼今般、当該三画伯が実際に襖絵を描く写真記事を確認することができました。▼当該写真記事は、「読売新聞」(大正15(1926)年2月12日(金曜日)第4面)で、谷中の日本美術院で、秋草を描く木村武山、梅を描く下村観山及び松を描く横山大観の様子が掲載されています。▼後掲写真は、久邇宮御常御殿の外観で、階下に見える部屋の襖絵を描いたことになります。