広報オンライン(アーカイブ)
November 01, 2021
「久邇宮御殿文庫」
▼図書館スタッフが山内多門筆久邇宮家襖「唐獅子」の記載を「美術研究 = The journal of art studies. (7)」(昭和七年七月十五日、東京文化財研究所文化財情報資料部 、国立文化財機構東京文化財研究所) に見付けました。▼当該資料は、国立国会図書館デジタルコレクションに所収されていて、NDL送信サービスにより図書館で閲覧が可能です。▼記載箇所は、「山内多門氏の訃報」(p.15/コマ番号23)で、記載内容は「(以上略)昭和三年に久邇宮家の襖に「唐獅子」(中略)の大作があり、(以下略)」です。▼「唐獅子」はどこに所収されているだろうか。▼これについては、既に確認済みです。▼『山内多門画集』に所収されています。▼目次をめくると、「一〇八 一〇九 唐獅子圖 昭和三年 五十一才 御襖 四枚 久邇宮家御藏」と記載されています。▼襖左に二頭の、襖右に一頭の獅子が描かれています。▼この資料については、図書館に所蔵がありますので、「唐獅子圖」を閲覧することが可能です。