広報オンライン(アーカイブ)
May 27, 2019
「教員」
▼約500点の原画は、初来日の作品も多く、画家トーベ・ヤンソンの真骨頂を浮き彫りにした展覧会、との声も挙がっているとのことです。▼哲学科冨原眞弓教授が執筆等された『Moomin THE ART AND THE STORY』(日本フィンランド外交関係樹立100周年記念「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」公式図録、編集:横川浩子ほか、ブックデザイン:大島依提亜、大倉真一郎ほか、発行:朝日新聞社、326ページ)が利用開始となりました。
▼冨原教授は、諷刺雑誌『ガルム』(2章 ムーミンの誕生/pp.127-145)の翻訳及び解釈を始め、「トーベ・ヤンソン年譜(1914-2001)」(pp.296-299)の作成並びに全体の構成に関わっています。▼この図録は、展覧会の図録としてだけでなく、今後もアカデミックな基礎資料となるよう、作者の伝記的資料、作品の背景等も丁寧に纏められているとのことです。▼日本でのヤンソン関連図録の決定版、との声も聞かれ、資料として求める方が多く、増刷が追い付かない状況です。▼冨原教授から寄贈いただきましたので、在学生の皆さん是非是非是非、手に取って観てください。