▼２０１４年７月１日付けで、聖心女子大学はドイツにあるボン大学と推薦留学協定を締結しました。

▼ボン大学は、１８１８年に当時のプロイセン国王により設立された大学で、自然科学及び人文科学系を中心とした学問が充実しており、ハイネ、ニーチェ、ベートーヴェン等が同大学で学び、日本からは新渡戸稲造が留学したことでも知られています。

▼大学が所在するボンは、１９４９年から１９９０年までは旧西ドイツの首都でした。ライン川沿いに位置するドイツ唯一の国連都市で、市内には連邦政府関係の庁舎が多くあり、落ち着いた環境です。▼ボンは、また、学生街でもあり、ボン大学の学部学科は市内の３００以上の建物内に点在し、学寮も市内に３８棟あります。▼市内中心部には、ベートーヴェンの生家、音楽ホール、オペラハウス、ライン州立博物館、ドイツ連邦共和国歴史博物館等があり、ドイツの文化及び歴史を学ぶことができます。▼また、ケルン及びデュッセルドルフにも行きやすく、学生たちは充実した留学生活を送ることができるでしょう。