広報オンライン(アーカイブ)
July 29, 2021
「ゆかり本」
▼聖心女子大学図書館所蔵本が多数紹介された『天明狂歌研究』(2009年2月25日、小林ふみ子、汲古書院)が利用開始となりました。▼紹介箇所は、「第一章 天明狂歌の特質 第五節 狂歌連の摺物制作 【参考資料】 寛政・享和期の春興狂歌集一覧 四方連(寛政六年までは数寄屋連、(略)」、①「寛政五年、四方の巴流、鹿都部真顔編、山東京伝・三代目瀬川菊之丞・五代目市川団十郎画/色刷(淡彩)、(略)聖心女子大学図書館」(p.109)②「寛政七年、春日廿四興、清涼亭菅伎、探龍画/色刷(淡彩)、(略)聖心女子大学図書館(略)」(p.110)③「寛政九年、よものはる、鹿都部真顔編、京伝・有耳亭常恒画/色刷(淡彩)、(略)(略)聖心女子大学図書館(略)」(p.110)、「第一章 天明狂歌の特質 第六節 天明狂歌前史の一-明和の『肖歌』-」、④「一 『肖歌』 この作品は、刊本で小本一冊、わずか全二十丁の小品である。刊本として唯一の伝本と思しいのが聖心女子大学図書館に収蔵される武島羽衣の蔵書印のある一冊。(略)題簽は、聖心本も後補の墨書題簽に「狂歌集」とあるのみ、(略)」(p.118)、⑤「(付)『肖歌』翻刻」(p.136-148)です。