▼開学初期からのBoard of Trustees（大学理事会）メンバー、岸喜二雄が掲載された「経団連月報」（第８巻第４号、昭和３５年４月１日、経済団体連合会）という資料があります。▼当該掲載箇所は、「故岸喜二雄君を偲ぶ」（千金良宗三郎／p.４４）で、「彼は（略）聖心女子大学理事、（略）等々、いろいろな面で働いた（略）。彼の死を知って間もなく、聖心女子大学の学長マザー・ブリットにお目にかかる機会があったが、その時にブリット学長は「自分はすばらしいニュースを聞いた。岸さんが死ぬ前に、みずからの発意で洗礼を受けられた。」と感心して話しておられた。（以下略）　（筆者、日本銀行政策委員）」とあります。