『潜伏キリシタン図譜』刊行記念 図書館展示 潜伏キリシタンと排耶書
『潜伏キリシタン図譜 Hidden Kirishitan of Japan Illustrated』は、日本の潜伏キリシタンの遺物・文化財等を中心に約1,500点を地域別・時代順に幅広く収録し、その信仰の記録を英語・日本語併記で後世に伝える貴重な一冊となっています。 本学 髙祖敏明学長が委員長を務める潜伏キリシタン図譜プロジェクト実行委員会より2021年1月に発行されました。 本書の刊行を記念し、本学図書館で所蔵する潜伏キリシタン関連書籍及び江戸時代にキリスト教を論駁した排耶書等を展示いたします。皆さま、ぜひお越しください。
展示日程・場所等について
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- 日程:2021年12月1日(水)~2022年3月31日(木)
- 場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース
- 一般の方も図書館へ入館し、展示の見学が可能
展示内容
- 潜伏キリシタン
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2018年6月、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がUNESCOにより世界遺産として登録され、あらためてその価値が広く世界の人々を惹きつけています。『潜伏キリシタン図譜』は、本学学長髙祖敏明先生が発行プロジェクト実行委員長となり、全国の大学を中心に、シンポジウムや展示を通して、キリスト教関係者・研究者のみならず広く一般にもその歴史を伝えることを目的として刊行されました。信仰の痕跡を追う膨大な遺物・文化財・史料の写真の一点一点を、ぜひご覧ください。併せて、本学所蔵の潜伏キリシタン関連書籍も展示しています。
- 排耶書(はいやしょ)
排耶書とは、江戸期にキリスト教を邪教として論駁した書物です。名誉教授シスター山崎渾子旧研究室「キリシタン学研究会」から本学図書館にご寄贈いただいた「若杉哲男氏旧蔵書排耶書」の中から和装本資料をご紹介します。
お問合わせ先
- 聖心女子大学図書館
- 〒150-8938東京都渋谷区広尾4-3-1
- TEL:03-3407-5297