武島羽衣遺愛の品々 -「明治150年」関連展示-

 

名曲『花』の作詞家として知られる武島羽衣は、詩人・歌人・国文学者として知られ、
本学をはじめ数々の大学で教鞭をとられた教育者でもあります。
図書館では、日本女子大学図書館の協力を得て、武島羽衣ゆかりの本や品々を展示しています。皆さま、お誘いあわせの上、ぜひお越しください。

展示日程・場所等について

  • 日程:2018年11月10日(土)~2018年12月15日(土)
  • 場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース
  • 一般の方も図書館へ入館し、展示の見学が可能

 

展示内容

「明治150年」とは

平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から満150年に当たります。明治以降、近代国民国家への第一歩を踏み出した日本は、明治期において多岐にわたる近代化への取組を行い、国の基本的な形を築き上げていきました。
内閣制度の導入、大日本帝国憲法の制定、立憲政治・議会政治の導入、鉄道の開業や郵便制度の施行など技術革新と産業化の推進、
義務教育の導入や女子師範学校の設立といった教育の充実を始めとして、多くの取組が進められました。また、若者や女性等が海外に留学して知識を吸収し、
外国人から学んだ知識を活かしつつ、単なる西洋の真似ではない、日本の良さや伝統を活かした技術や文化も生み出されました。

武島羽衣遺愛の品々の展示-【聖心女子大学図書館企画・日本女子大学図書館協力】-

図書館では、明治を代表する人物として、本学でも教鞭をとられた故武島羽衣先生ご寄贈の蔵書などの展示会を開催しています。
歌人・詩人・国文学者として活躍された武島羽衣先生は、滝廉太郎作曲の歌曲『花』の作詞者として知られています。武島羽衣先生は、教育者として
本学、日本女子大学、実践女子大学などで教壇に立ち、女子教育に尽力されました。本学にも多くの遺品が寄贈され、書籍は「武島文庫」として整理されています。
今回は「武島文庫」の書籍の一部、武島羽衣先生遺愛の文具品の一部と、日本女子大学図書館の協力を得て、
日本女子大学図書館所蔵の武島羽衣寄贈資料より掛軸の展示を行います。

展示風景

展示コーナー
武島羽衣2018.11.10 武島羽衣2018.11.10
掛け軸・巻物【日本女子大学所蔵】
武島羽衣2018.11.10 武島羽衣2018.11.10
「武島文庫」の書籍群
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文具類
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パネル(歌碑および年表)
武島羽衣2018.11.10 武島羽衣2018.11.10

 

お問合わせ先
  • 聖心女子大学図書館
  • 〒150-8938東京都渋谷区広尾4-3-1
  • TEL:03-3407-5297